れんこんについて


れんこんの特徴


  • れんこんはスイレン科に属する多年性草木で中国原産の作物である。れんこんはもともと亜熱帯の植物で、栽培適地は以上の気温が6ヵ月以上継続する地帯である。また、作土が深い細粒の粘質土壌であって、夏場に水が十分に得られる場が適地である。
  • 自然状態では、池や沼地で生育する。
  • 多くの場合、田は水路と近接しており、魚類などは往来しやすい。
  • 新芽がどんどん出る6月頃は、水面を浮草が覆っており、水中の様子はわかりにくい
  • 7月中旬には葉も出そろい、田の中の移動は困難になる。
  • 流通販売面では、市場での需要はほぼ安定した品目といえる。一時期、中国産の輸入品が増加したこともあったが、現在の市場シェアは低い。

 

 メダカ 全国的には絶滅が心配されるが、れん こん田周辺では極めて普通に生息。

 

コ イ  水田で産卵する姿が良く見られる。

 

フ ナ  れんこん田には、小フナが数多く遡上する。

                                 

(水堀り)

 主に砂地・沼地栽培されたれんこんを掘るときに水に圧力をかけて掘り取る方法で手堀りに比較して効率が良く、収穫はポンプの水圧で泥を飛ばしながら手作業で堀り上げます。水圧はかなり強いのでホースからの水を直接れんこんにあてると傷がついてしまうため、細心の注意が必要です。

 また、田んぼの深さは、腰から膝ぐらいで、腰をおろして作業をしています。

 

(手掘り)

 主に乾田化できる粘質土壌で蓮根を掘るときにパワーショベルを使って掘り取る方法で手堀りに比較して効率が良い。収穫は表層土を機械で除去し、その後手作業で堀り上げます。

 れんこんの深度を見誤ると傷がついてしまうため、細心の注意が必要です。

 れんこん収穫専用に改造されたパワーショベル(レンボリー)を利用します。